○　コースタイム：

駒ケ岳登山口　8：16―（10）―9：13　駒ケ岳　9：35―10：15　御黒 檜天神　10：40―　黒檜山　―10：47　山頂北の露岩展望台　12：00―12：04　黒檜山　12：10―（10）―13：05　黒檜山登山口　―13：22　駒ケ岳登山口

○　関越前橋を降りて、車が駒ケ岳登山口前の駐車場についた。本日我が隊は、近藤女史の護衛行軍である。護衛できるほど力も経験も無いが、護衛は護衛なのでＲ。

広々とした駐車場には、まだ車も少なく、数人のハイカーが支度をしている。

小生、朝のお勤めに綺麗なトイレへと向かう。流石観光地、施設整的也。

　駒ケ岳から

○　駒ケ岳へ向けて進軍開始。ガイドブックによると「いきなりの急登でうんざりする」とのこと。気を引き締めて登り出すが道はつづら折れになっており、それほどでもないのだ。ただ、土の流出止めの階段と長い鉄階段には汗がでる。

高度を上げていくと、木々の合間から大沼が見えてくる。木々の枝先は、ほんのちっちゃな新芽が顔を覗かせている。夏になると、この隙間からの展望は期待できないだろう。

さらに登ると、笹原の明るい尾根に出た。やはり、期待していたアカヤシオツツジは、咲いていないのだ。

花を餌に近藤さんを引っ張り出した小生は、チョーばつが悪くなる。いつまでたっても段取り悪しなのでＲ。

明るい尾根を辿って行くと、駒ケ岳の狭いスペースにでる。大きな山の展望はないが、東側の足元から落っこちている沢が延々と伸びるのが解る。

○　一回大ダルミに降下する。ここも、笹とツツジなどの原。葉っぱも出ていないのに花なんて咲くもんかぁ。

なかばすねながらも、あたりを見廻すと、スノーハイクの季節には面白いのでは？と新発見。赤テープもバッチリとついているのだ。

小さなピークを乗越し、黒檜山への急登にかかる。見上げれば、直登の道に転々と登山者のあくせくする姿が目に入る。ふぇ〜っ、きっつそぉ〜。

ここもずっ〜と、木の階段が続く。道はすれ違いが難しい幅。多くの下山者が道を譲ってくれる。しかし、「ありがとう」と云うたびにどんどんペースが上がっていってしまう。うひ〜っ。小生、永谷園のお茶漬けＣＭに出ているお兄ちゃん状態！　ッハァ〜　ッフ〜・・・

あくせくする中、鳥居が目に飛び込んでくる。御黒檜天神である。

小さな祠を祭ってある小さなピークは、以外とスペースも有り、多くのハイカーが休憩をしている。大沼も大きく見え、長七郎山直下の高いところに小沼が佇んでいるのだ。

また、歩いてきた稜線も近くに確認できるのでR。

　展望台から

○　黒檜山頂に到着。流石百名山、ハイカーでにぎわっている。

ここはすぐに山頂北側のピークへ向かう。エアリアで展望台と書いてあるところなのだ。笹原の中の踏み後を追い、枝に引っ掻かれながら歩く。

ここは、夏で笹が伸びるとつらいなぁ〜。

程なく露岩のスペースに飛び出す。ハイカーも少ない！

「うっわぁ〜」・・・ザックを降ろすのも忘れて大展望に目を奪われるのだ！残念ながら今の季節は、モヤがかかってクリアーには見えないが、蜃気楼のように「日光白根」「上州武尊」「至仏・燧」「谷川連峰」（だと思う）が雪と共に霞んでいる。「来て良かったぁ〜」なのでR。

○　下山は、御黒檜天神手前の分岐から「黒檜山登山口」を目指す。

ひたすらゴーロ状の斜面を急降下。ここは、比較的浮石もあるので、足を乗せる石を選びながら降りる。

「あっ、石にアイゼンの後がいっぱい」

やはり、雪の季節はいいみたい・・・

猫岩が近づくと左側が切れ落ちてくる。一番痩せているところで左手を望むと、今日歩いてきた稜線からのすそのと大沼が見渡せる。

広葉樹の中に点在する白い白樺が幻想のように佇んでいるのだ。

急降下を続けると、眼窩にアスファルト道が見えてきた・・・

○　下山後、お風呂。おまけに入湯レポ！

薬湯「ゆ」の大きな看板が赤城道路を前橋方面に行くと左側に有る。

入浴料￥1050　タオル＆バスタオル付き。

ソープ＆シャンプー（リンス混入）あり。

なんと、韓国式アカスリがあり！

浴場には、白湯（普通のお風呂・ちょっと熱め）と薬湯（スパイス？の効いたちょっとぬるめ）そしてサウナがあのだ。

身体を洗ったのち、うふぅ〜う・・と白湯に入る。下山後のお風呂は至福の贅沢。手足を思いっきり伸ばすのだぁ。

その後、いざ薬湯に。ちょっとターメリックくさいが、ぬるめで気持ちいいのだ。

・・・・？・・・ん？　

アレ？小生の身体で一番可愛くてデリケートなところがピリリ・・・あわてて、湯から上がり、浴室内にあるベンチで備え付けのお茶をすする。

すると、出るわ出るわの玉のような汗。なんかとても効きそうな薬湯なのであった。

しばらくするとTシャツにショートパンツの亜細亜系絶世の美女が入ってくるではあ〜りませんか。（因みに小生裸眼で0.1以下）

そーです。アカスリなんです。浴室内に囲われたベットがあり、先ほど一緒に湯につかっていたアンちゃんが気持ちよさそうな顔をしている。

なんか変わったお風呂だなぁ〜…って感じ。

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