八ヶ岳山麓でクロカンスキー

今回は山紀行ではありません。家族でXCを楽しみました。
硬いことを言わずにお付き合いくださいませ(^^ゞ

小生の遊びのベースキャンプ、八ヶ岳山麓は原村に家族で行ったのである。

小生の遊び？・・・それは、きのこ・木の実・山菜の収穫。バーベＱやお昼寝。

もちろん山登りにも、、、で、20年も通っているのだ。

ここのペンションビレッジのなかにあるのが八ヶ岳自然文化園。

夏シーズンは、レンタサイクルやパターゴルフ、野外映画館、プラネタリュウム などで楽しむことができる。

しかし、今は冬。クロスカントリースキーで遊べるのだ。

広さといえば東京ドーム一個半？くらい（^^;

・・・て、ことで我が家族でＸＣと雪遊びに戯れることにしたのだ。

名付けて「亀足雪中行軍隊」！

不安なのが、全員ＸＣ初トライ。なんとか我が天皇「女房殿」のご出馬を仰げた ものの、みんなで楽しむことができるのであろーか・・・

意気揚揚とレンタルスキーの受付に行く。

ゲレンデスキーに飽き飽きした小生は、早くもハリキリモード。

「板貸してくださ〜い。」「ありませ〜ん。」「！？・・・！！」

なんじゃぁそりゃ〜！・・・怒!!・・・

「今日は、開設以来の人出、、、申し訳ありません。」

園内を見渡すと数人がＸＣを興じている。今日は、第二土曜を含む三連休。

確かに普段、冬の園内には人などおらんもん。レンタル台数はそう多くないので 、 しょうがないのかなぁ〜。

小生の心中＝怒り＜拗ねる・・・である。

ま、しょうがない。午後まで雪遊びしてスキーの返却を待つことにする。

しぶしぶ持参したソリで子供を遊ばせる。

あ〜あ・・・である。このために来たのになぁ〜・・・である。

しかし園内には、様々な起伏があり、ソリ遊びには持って来いなのである。

紗彩も栞もご満悦。天皇陛下も小生も一緒に滑ってご満悦。

いつのまにかスネモードがハッピーモードにシフトしていったのでＲ。

この気分を引きずって雪中炊爨とする。

メインに我が隊伝統のタラコスパ。ブルーチーズに生ハム。そしてチリの赤ワイ ン！

天皇陛下もご満悦のようだ。よかったよかった。

さあ、午後になった！スキーを借りよう！・・・で、借りれたぁ〜。よかったぁ〜。

板を履くのは紗彩予科練生に天皇陛下と小生。栞一般民は、三歳のためまだＮＧ。

小生がソリに乗せて引くことにする。


＃レンタルスキー　大人￥１８００　子供￥１５００


さあ、みんなうまく滑れるかな？

待ちに待ったＸＣなので、いきなり外周路に出て板をはいたのでＲ。

「おお、軽い！」小生

「うわぁ(^^)」紗彩予科練生

「・・・・・」天皇陛下

「○×△××」栞一般民

小生は、栞を乗せたソリを硬く腰に結ぶ。

え〜い、練習無しでいきなりスタートだぁ〜。

スッスッスッ・・・お、意外と歩けるじゃん。天皇陛下もＯＫ。

紗彩もスリスリと何とか歩いている。

栞を乗せたソリも意外と軽い。

イイジャン、イイジャン、ＯＫジャン！

道は、唐松林の中に伸びている。行け〜雪中行軍隊！

植村直己探検隊!?

ほどなく行くと、なだらかな短い下りにさしかかる。

小生、なにも考えず栞を引っ張りながら下降する。

「お゛お゛お゛ぉ〜！！どうやって止まるんじゃぁ〜」

ズデッ！・・・スッコロビ・・・栞もみくちゃ・・・後方の二人大爆笑・・・

ぐぇ〜！コレは難しいぞ！ゲレンデではＪＣキリーの再来とうたわれた小生もな すすべがない。クヤシー！

後方で紗彩スタート・・・・ズテ！・・・栞「○×△××」

後方で天皇スタート・・・・ズデ！・・・栞「○×△××」

み〜んなスッコロビ。大爆笑の一家である。

しかし、登りはちょっと笑えなかった。

小生も天皇も逆ハの字で登って行くのだが、紗彩がどうしても登れない。

登り方を教えても登れない。まさに５センチ刻みでずり上がってくる。

あ、ヤバイ。紗彩怒ってる。

「登れな〜い。つまんな〜い。」

コレはマズイ。あわてて、天皇が後ろからフォロー。小生が上から声援。

登りきった時には、天皇と二人して「ヤッター。サスガー。ツヨーイ。」と白々 しい言葉を投げかけていた。

快適に林間を歩いていると「出たよ、また下りだ・・・」

今度はなだらかな下りが延々と続いている。しかもワインディング（^^;

ヨーシ、がんばるぞぉ〜。

小生「いくぞ、栞！」

栞「○×△××」

滑り出すと少しづつ加速して行く。腰に繋いだソリは荷重感が無くなる。

「ぐお〜。曲がらない〜。」

アタリマエなのだが全然板がズレてくれない。

なんとか、ステップで切りぬけ、ストックを股間に挟んで減速する。

止まれないから一気に降りるぞ〜。

すると後方から叫び声が・・・

「○×△××！」

あっ、栞が落ちた・・・

しょうがない転んで止まって栞を回収。

「○×△××！」・・・やべ、怒ってるよ(^^ゞ

ゴメンゴメンと言いながら「俺はイヌゾリのハスキーか！」

紗彩は、転びながらも林間を降りてくる。子供は体が軽いのか、バランスが良い のか、覚えるのが早い。

問題は天皇陛下の方。彼女もゲレンデはウマイのだが・・・

ズデッ！ドデッ！・・・遠く離れている小生の耳にも音が聞こえてくる。

オイオイ、君のザックの中にビデオカメラが入ってるんじゃないのかい？

周回コースを一周近くして、広い斜面で練習することにした。

どうやって曲がるんだろう。

テレマークの真似して、ズデッ！

無理やり板をズラそうとして、ズデッ！

・・・・こりゃ、曲がっちゃいかんものなんだ！これ、小生の結論(^^ゞ

その後一家で、歩く練習をしっかりとやったのであった。（汗ダク）

ああ、面白かった！

雪の上で転んだのなんて、ゲレンデ含めて10年以上無いもんね。

身体中、真っ白になって遊ぶなんて、そうざらにはできない！

来年は、易しいところにツアーに出ようね。

板、買っちゃおうかなぁ〜。

完璧にハマッタ！(^^)！

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